2022/01/30

 9時半起床。朝はうしろシティのラジオを聞いたり単独ライブを見たりした。うしろシティは面白いのに、今は活動休止中。勿体ない。昼から少しだけ臨床研究に手をつけて、後はぐうたらしてた。昔、私がTwitterをやりすぎないように妹に制限をかけてもらってたんだけど、なぜかパスワード入れずに突破できるようになってた。ので、Twitterは1時間45分までと決めて、改めてパスワードを設定してもらった。これが悲劇の始まりだった。かも。

 昨日は遅刻ダッシュ(バイト遅刻寸前でセコマまでマジで走ること)してコケて全身打撲+右膝終わってしまった。そのため、右膝を曲げることができず、しゃがむ時は常に''しんきゃく''体制。タバコのカートンある?って聞かれようものならら、素早くしんきゃくで下方の棚を開けるなど、事なきを得続けた。小銭を落としてもしんきゃく。下の方の商品の賞味期限を確認する時もしんきゃく。初めて、体育で''しんきゃく''やってて良かったな、と思った。そんな昨日の怪我の話をバイトの後輩にしたんだけど全然ウケなくて自信喪失した。なんなら、右膝を曲げれなくて、の部分からもう、早くこいつの話終わんないかな感を感じてしまい、サビ(しんきゃく)まで行くことができなかった。さながらNHKのど自慢の如く。

 なんか悲しいまま1人になった。ふとスマホを見たら、こんなことに。

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 なんと、全てのアプリが22時をもって使えなくなってしまいました。設定をミスったらしい。明日7時まで使えないんだって。どこをちょしたらそうなるんだろうか。でも私はポジティブだから、スマホ依存症が治るならまあ、と思うことにした。

 ロス下げしていたら、さっきからお爺さんがずっとスマホを見ながらウロウロしてることに気がついた。意を決して声をかけてみた。何かお困りですか。そのお爺さんは、セコマのアプリを入れたいけど、QRコードを読み取れない、とおっしゃるので、手伝ってあげた。読み取って出てきた画面は通信制限の画面だった。少し悲しくなりつつ、それではお家で…、と言ってみた。その後もウロウロして、アプリがないと無料で貰えたりするものはないんですよね、と聞かれたので、はぁ、と答えた。そもそも無料で貰えるものは無い。ついてくるとかならあるけど。

 その後レジを打っていたら、さっきのお爺さんがまた来店して、お湯を貰えないかと言ってきた。どうぞどうぞ、とポットのお湯をあげた。何も買わないのに申し訳ない、と謝ってきた。少し泣きそうになった。また帰っていった。その後私はあまりにもお腹がすきすぎてしまって、勤務中にセコマのパンを買って食べるという、なんか怒られてもおかしくない大胆な行動に出ちゃった。なにせこの前チキンつまみ食いしてんのバレたんで。懲りたんで。

 閉店15分前。またさっきのお爺さんが来店。すごく嫌な予感がした。レジのところに歩いてきて、何か話してきた。

 聞けば、本当にお金が無くて。ガスも、水道も、止められていて。お金を貸してくれませんか、ガスボンベ一本分。と、お爺さん。さすがにそんなのマニュアルになくて、自分はアルバイトなのでそういう判断とかはできません、と何度も頭を下げた。けれど一向に帰る様子はなくて。私も、どんどん可哀想になってきて。しまいには、お姉さんは次いつ出勤ですか、と聞かれ、私からお金を借りようとしてきた。私も馬鹿で、本当に馬鹿で、次の出勤の日を聞かれて怖くなって、あとは、目の前の困っている人をどう見捨てればいいのか分からなくなって、結局300円貸してガスボンベ一本買ってあげた。何度も頭を下げられて、身分証も見せられた。カラオケの師範なんだって。もうなんか、何を見ても涙が出てきちゃった。印刷してください、と言われたけれど、コピー機は勝手に使えないので、スマホで撮りますね、とスマホ出したら全アプリ使えなくて草だった。ただ、Appleが、泣きのあと1分機能を搭載してたから一応写真は撮れた。撮ったとて、だけど。来週返しにくる、と店を出てったお爺さん。悲しい。戻ってきて、飴を2つくれた。辞めてくれ。有形の物を残していくな。本当に要らなかったけど、捨てる勇気もなく家路に着いた。

 今となっては本当に後悔してる。明日店長にすごく怒られるかもしれないし、つけこまれるかもしれないし。何かもう、自分が大嫌いになっちゃった。店長に言う勇気もない。あの人出禁になっちゃうかも。あと、怒られるの怖い。なんか、全部が嫌になっちゃった。たかが300円貸しただけなのに。いやでも、店長に言った方がいいよね、どうすればいいんだろう。誰かに相談したいのに。なんで私は朝7時までLINEを使えないんだ。何したってんだ。(∴Twitter

 帰り道は、音楽かけて気を紛らわそうと思ったけど、全アプリ使えなくて草だった。断れないと絶対自分が痛い目見るよって、私を思って言ってくれた友達たちを思いながら、どうしてみんなはそれができて、私はできないんだろう、ととぼとぼ帰った。今回は300円だからいいけど、多分あの状況なら1000円でも2000円でも貸してたと思う。この先も私はこうやって生きていくのかな、と思った。その場しのぎの情けで小銭をばら撒いて、ずっと貧しくて、自分もいつかせびる側になっていくんじゃないかな、そしてそのまま死ぬんじゃないかな、って思いながら家着いた。たかが爺に300円貸しただけなのに草。

 はーたんにお話を聞いてもらった。いつもかつも聞いてもらうばかりで、、、いつもとても助かってます!